転職体験〜医療からWebデザインへ〜

収入の変化

【収入の変化】病院勤務からWEBデザインへの転職で感じたリアルな金銭事情

作業療法士として病院勤務をしていた頃と、WEBデザインの勉強を始めた後では、収入が大きく変わりました。

退職を決意し、新たなキャリアに挑戦することの意味は、自分にとって何だったのか?
この記事では、病院勤務時の収入、退職後の失業給付、学費、クラウドワークスでの収入 について、リアルな数字をもとにまとめました。


🏥 病院勤務時の収入

病院で 時短6時間勤務 だった頃の収入は以下の通りです。

項目額面手取り
月給(時短勤務6時間)227,638円174,688円
夏のボーナス(4月~6月分)89,843円73,728円
冬のボーナス(満額)531,756円435,804円

時短勤務でも毎月 17万円ほどの手取り があり、ボーナスもしっかり支給されていました。
経済的な安定はありましたが、「育児と仕事のバランスが取れない」という理由で退職を決意しました。


🎓 Winスクールの費用(WEBデザイン学習の投資)

新しいキャリアを築くために、WEBデザインのスクールに通うことを決めました。

項目費用
受講費(WEBデザイナーPlus)410,300円
WEBクリエイター認定試験8,800円
Illustrator認定試験8,800円
受講申し込み(回数追加)5,500円/回

合計:約43万円 の自己投資。
正直、大きな出費でしたが、「中途半端に学ぶよりは、しっかり学ぼう」 と決めて、受講しました。


💰 退職後の収入(失業手当 & 退職金)

退職後、失業手当(求職者給付) を受給しました。

🟢 失業手当(求職者給付)

勤続年数10~20年のため、120日分が支給
離職時の賃金日額:8,531円

📌 支給額の詳細

認定期間支給金額求職活動実績
10月17日~11月5日114,020円1回:雇用保険説明会の参加
11月6日~12月3日159,628円1回:ハローワーク内での職業相談、2回:在宅ワークスキルアップセミナー
12月4日~12月24日119,721円1回:湖西市マッチングイベント、2回:浜松就労フェア
12月25日~1月28日199,535円1・2回目:応募シートの送付
1月29日~2月13日91,216円1・2回目:応募シートの送付

合計:684,120円


🟢 退職金

退職時には、退職金 も支給されました。

項目金額
独立行政法人医療機構2,377,536円
病院215,000円

合計:2,592,536円

退職金があったおかげで、学費や生活費の負担をある程度カバーすることができました。


📚 学費補助(教育訓練給付金)

Winスクールの受講費に対して、教育訓練給付金(一般教育訓練) を利用しました。

支給額:82,060円(受講費の20%)
2歳児の育児を理由に「受給期間の延長制度」を活用

学業に専念する場合は延長制度は利用できませんが、育児(3歳未満)を理由に適用できることを、ハローワークの方に教えてもらいました。


💻 クラウドワークスでの収入

WEBデザインの学習をしながら、クラウドワークスでの仕事 も始めました。
ただし、最初はほとんど稼げませんでした。

収入
2024年11月8円
2024年12月3,632円
2025年1月2,360円
2025年2月2,029円
2025年3月2,673円

最初の1ヶ月は 8円 という衝撃的な金額でした(笑)。
少しずつ案件をこなして、12月以降は毎月数千円の収入にはなりましたが、まだまだ 生活費をカバーするには程遠い 状況です。


📌 収入の変化を振り返って

病院勤務時は安定した収入があった
退職後は、失業手当や退職金に支えられた
WEBデザインの学習には大きな自己投資が必要だった
クラウドワークスでの収入は、最初はとても低かった

収入面だけを見れば、病院勤務を続けるほうが圧倒的に安定していました。
ただ、「仕事と育児の両立」を考えたとき、私は 新しい働き方に挑戦する道を選びました

収入が減った不安はありますが、「自分のペースで仕事をする」 という働き方ができるようになるまで、引き続き頑張っていきたいと思います。

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